米国株オプションに挑戦

カバードコールに魅せられて

メイン手法 詳細

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加筆修正 更新 2021年6月

はじめに

こんにちは、ダイスです。私自身、株、FX、225オプションと流れ着きトレード経験は5年以上になりました。現在は、日本株、225オプション、米国株オプションがメインになっています。

そもそも米国株オプションに興味を持ったのは、現金確保プット売り(Cash Secured Put = CSP)と、カバードコール(Coverd Call Write = CCW )という手法を知ったのがきっかけです。

この2つの手法を組み合わせると、相場の方向性を外しても利益を出せ、さらには、含み損の株を使っても利益を出せる戦略になるのでとても魅力的です。

また日本の225オプション(レバレッジ1000倍)と比べたらレバレッジ100倍と低いので、低資金でコツコツ稼ぐことができるからです。

ちなみに、このオプション戦術は「金持ち父さん貧乏父さん」本でも少しだけ紹介されています。

メイン戦略

オプション・メイン戦略

  • 現金確保プット売り
    (Cash secured Put = CSP)
  • カバード・コール
    (Coverd Call Write = CCW )
  • ブル(ベア)・スプレッド

現在はこの3つの戦略でオプション取引をしています。

CSP+CCW

現金確保プット売りの最大の弱点は証拠金が過剰に余裕があることです。特に勝てば勝つほど、証拠金に余裕をもってトレードしていることになるので、口座資金の有効活用ができていません。ゆえに利回りも下がってしまいます。

この証拠金対策として、「LEAPS・コール・ダイアゴナル・スプレッド」というオプション戦術があります。このオプション戦術を使うとCSPより証拠金を抑えることができ、急落時にはCCWで起こる保有株の値下がりが、LEAPS・コール買いの値下がりになるので、保有株の値下がり率より、コール買いの値下がり率の方が低いため(これはオプション特有の仕組みです)和らげることができます。

現状はCSP+CCWがメインですが、少しずつ「LEAPS・コール・ダイアゴナル・スプレッド」に移行できるように実践で勉強中です。

ブル(ベア)・スプレッド

ブル(ベア)・スプレッドは「デビット」で組んでいます。以前は「クレジット」で組んでいましたが、逆行した場合、満期日前に株になったことがあったので、もうやっていません。

ちなみにクレジットで組むと確かに証拠金を抑えることはできますが、そもそも枚数が少ない場合、証拠金自体、大したことありません。

例えば5ドル幅・指値2.0デビット・1枚で組んだら、最大勝ち200ドル、最大負け300ドルになります。デビットだと、最大負け金額300ドルを証拠金としてロックされるだけです。この程度では口座資金の証拠金使用率はほとんど上がりません。ということで基本はデビットで組んでいます。

しかし、あえてクレジットにする場合もあります。それは、負けたときに、クレジット・スプレッド(プット売り+プット買い)のプット買いはプラス決済、プット売りを「含み損の株」にし、CCWに移行しても良い銘柄だけです。CCW対象銘柄はデビットではなくクレジットで組み、クレジット・スプレッド(負け)からCCWへコンボを繋げます。

最後に

オプションとインデックスのバイ&ホールドの利回りは、どちらがいいのか?ですが、論文を読むとオプションが有利と考察されているのが結構あります。

個人の体感としては逆で、「バイ&ホールド>オプション」と感じています。

理由としては、「バイ&ホールド」の場合、ほぼ全資金を複数銘柄に投資して、数ヶ月に1回リバランスで運用できますが、オプション(CSP+CCW)の場合、一度急落に巻き込まれると、CCWの利回りが一気に下がります。それがあるので、「バイ&ホールド>オプション」と感じる所以です。

とはいえど、オプションもトレードですので、やればやるほど上手になってきます。私の場合ですが、現状の実力だと、やっとバイ&ホールド=オプションになったかなと感じています。

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