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カバードコールに魅せられて

IB証券でコストの安いETFを探す方法 → ETFレプリケーター

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ETFレプリケーター

IB証券の便利な機能の一つとして「ETFレプリケーター」があります。

このレプリケーターというのは、購入予定の投資信託やETFと似た特性を持つ個別や合成ETFで、手数料や費用が少ないものを探すことができる機能です。

表示方法

TWSの左上にあるメニューから
→新規ウィンドウ
→より高度なツール
→投資信託/ETFレプリケーター
で起動できます。

具体的な使用方法は下記URLに記載されています。
https://www.interactivebrokers.co.jp/jp/index.php?f=36581

それでは実際にSPY、IWD、IEIで使用した例をご紹介します。

SPY(S&P500)

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上記写真が実際にETFレプリケーターを表示させた状態です。

  1. 「SPY」と入力
  2. 投資予定金額「10,000」ドルと入力して、①の虫眼鏡アイコンをクリック
  3. このエリアに似ているETFが表示されます
  4. 10,000ドルの場合、

    SPY:23株購入、10,038ドル相当
    年間管理費用 0.095%

    VOO:25株購入、10,031ドル相当
    年間管理費用 0.03%

    SPYとVOOの管理費用差異0.065%

  5. グラフ表示があり、文字で見るより直観的に判断できます。

IWD(米国小型株)

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IWD(米国小型株)と入力すると

VO:40株
VTV:4株

の複合ETFを提案されます。

IEI(米国債3~7年)

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IEI(米国債3~7年)の場合

BSV:22株
VGIT:121株

が提案されます。

最後に

提案されたETFは必ずしも出来高が多いものばかりではありませんのでご注意下さい。あくまでツールなので参考程度に使うと、知らないETFが提案されて色々勉強になりました。

あと米国市場取引時間外にツールを使うと、検索結果がおかしなときがありました。なので基本は米国市場取引時間での使用をおすすめします。

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